みなさんこんにちは、リブリッチLuz大森店の橋本です。
出会いと別れの季節は春だけではありません。社会人には人事異動の秋があります。僕の勤めるLuz大森店も様変わりします。入社時からよくしてくれた先輩が二人もいなくなってしまうのです。悲しいことですが、環境の変化はいつでも自分にとっていい変化だと信じています。
さて、先日みんなでご飯に行きました。大森駅西口、山王商店街にある「三好」という町中華のお店です。過去に何度か記事にしていますが、大好きでよく行きます。餃子が素晴らしく美味しいお店で、何度食べても感動します。美味しいのは餃子だけではないのがすごいところです。レバニラや野菜炒めなど中華でよく見る料理はもちろん、先日初めて頼んだもつ煮込みやロースとんかつも劇的においしかったので、もう何を頼んでも外れがありません。
しかし、こうして先輩たちと一緒にご飯を食べられる機会は、断然少なくなるでしょう。
僕は大森に住んでいますから、ここのお店にはいつでも来ることができます。大好きなお店ですからもちろん一人でも来ますが、誰かと一緒にご飯を食べるというのはまた違った楽しさがあります。
ここに限ったことではありません。大森駅すぐの台湾料理屋さんも、安い大衆居酒屋も、僕は足を運ばなくなる気がします。もちろん好きですが、ひとりでわざわざ行くかと聞かれれば、答えに窮します。ご飯屋さんでも居酒屋さんでもひとりで行くのは全然構わないのですが、一人では「行こう!」という衝動が起こらないのです。部屋でピザを頼むのだってそうです。自分ひとりで食べるためにピザを頼む気にはあまりなりません。
僕は本来ひとり遊びが得意なタイプですし、友達は全然多い方ではありません。趣味だって部屋の中でひとりでやるものがほとんどです。お世話になった先輩たちが離れても、生活は楽しく続いていくでしょう。ですが、初めから無いのと、あったものが無くなるのでは話が違います。当然寂しさは拭えません。そうは言っても、あまり感傷的になるのは好きではありません。自らそれを人前に出してしまうのはどこか気恥ずかしいですし、すこしキザにも感じます。出てしまうのは仕方ありませんが、こうして文章を書いている以上、いつでも直せますから「出てしまう」ということはあまりありません。餃子がやっぱり美味しかったということを伝えたいだけですから、先輩の話は終わりです。今度はひとりで行けるでしょうか。