みなさんこんにちは、リブリッチLuz大森店の橋本です。
ここ最近、朝ベッドから抜け出せないのは肌寒くなってきたのが原因でしょう。めっきり涼しくなりました。南大井に住む僕は、大森にある職場までもちろん徒歩で通勤しています。ついこの間まで、会社に着くころには汗をだらだらかいていたのですが、最近はそうでもありません。べたべたと張り付いていたシャツですが、今ではさらさらと肌触りよく快適です。食欲の秋とはよく言ったもので、本当にご飯がもりもりと食べられます。秋の食材が他の季節に比べて特別美味しいということはありませんが、暑くても寒くても食欲がしないので困ります。最近は朝ごはんを食べています。夏だったら体も胃も重いので、朝からご飯なんて食べられません。
食欲に限らず、秋はいろいろとやる気が起こるのでこれは嬉しいことです。不思議と趣味にも身が入りますし、仕事にも精が出ます。暑いとそれだけで体力を奪われますし、何もする気が起きません。寒くてもだめです。年中春や秋だったらいいのにとは思いますが、それではきっとありがたみを感じないでしょう。僕はまだ東京の冬を体験したことはありませんから、何とも言えませんが、冬はひたすら忍耐のイメージがあります。青森で20年暮らしていたからです。
僕が大学まで住んでいた青森には秋がありません。夏が終わったと思って気を抜いていると一瞬で冬が来ます。大森で「最近夜は冷えるな」僕が思っていた時、弘前は10°を切っていたそうです。冷えるどころではありません。凍ります。食欲の秋だの読書の秋だのと言っている間に、寒くてキッチンに立つのがおっくうになり、手がかじかんで本が開けなくなります。大学の頃住んでいた築40年の木造アパートは本当に寒かったのを覚えています。暖房を付けたところでどうにもなりません。加えて、暖房をがんがんにかけられるほどのお金の余裕もありません。部屋のなかで外用のコートを着ていたこともあります。本当に寒い季節を5ヵ月、ひどければ10月も4月も相当寒いことがありますから、ほとんど半年耐え抜かなければならないのです。さすがに部屋の中でコートを着ていたのは僕くらいですが、青森の冬は本当に大変です。いつもこの時期になると、これからやってくる冬を想像して憂鬱になってしまっていたのですが、今年はそんなことはありません。
東京の秋はまだ続きそうですから、心が躍ります。ご飯をたくさん食べようと思います。